続きを書いていきます。
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・薬物治療
LDL-C:120mg/dL未満を目標とする。
間欠性跛行の改善が認められるリピトール、リポバスの投与を考慮する。
高血圧:140/90 mmHg未満を目標(ASO以外の脳心血管疾患がない患者では可能な限り130/80 mmHgを目指す)
(降圧剤の種類)
・日本のガイドライン:種類はなんでもいいから確実な血圧コントロールを。
・ESC(欧州心臓病学会)のガイドライン:ACE-I(クラスⅡ-a):間欠性跛行の改善に有効とされている
・運動療法
やり方:跛行を生じるのに十分な強度で歩行→痛みが中等度になれば休む(このサイクルを繰り返す。1回30~60分間。週3回。少なくとも3か月間行う)
・禁煙
喫煙は糖尿病と同じく重要なリスクファクター。禁煙により発症頻度が低下することも明らかになっている。
P.52、54