CKDを合併した高血圧について
今日はCKDを合併した高血圧について例の本で勉強したので書いていきます。
【慢性腎不全(CKD)と高血圧】
☆高血圧⇆CKD
高血圧とCKDはお互いに作用しあう
・高血圧はCKDと原因となり腎機能を悪化させる
・CKDは高血圧の原因となり、高血圧の増悪因子となる
【CKD患者に降圧する意義】
☆CKDの進行抑制
降圧によりCKD進行を抑制する→心腎連関の悪循環が断ち切れる→心血管疾患の抑制=生命予後を改善する
補足)
・試験紙法)
尿タンパク(1+):30mg/dLに相当
尿タンパク(2+):100mg/dLに相当
尿タンパク(±):10~15mg/dLに相当
→尿タンパクが定性反応で(±)以上であれば定量評価を行う
・尿タンパク/Cr比(g/gCr)=尿タンパク/尿クレアチニン =0.15(g/gCr)以上をタンパク尿陽性と判断(血清クレアチニン(sCr)ではないので注意)
P.S今日、クレアチニン7って患者さんが入院してきました。
うちの病院、透析ないけどどうするんでしょう?
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