続きを書いていきます。
【持続性心房細動にリズムコントロール薬を使う状況】
・洞調律維持によるreverese remodelingを期待して比較的心房細動の持続期間が短く(2年以内程度)、左房径の小さい患者や労作時の息切れなどの有症候性に対して数か月間リズムコントロール薬を使うことがある。
(reverese remodeling:心不全治療により心筋リモデリングが抑えられ、心機能の改善と左室容積の縮小が得られること)
・洞調律化が困難な場合はレートコントロールに移行する
・心機能低下例+心不全既往に対してリズムコントロールする場合はアンカロンしかない
・心機能低下例+心不全既往に対してリズムコントロールする場合は虚血・非虚血に関わらず十分量のβ遮断薬とRAS阻害薬で心不全の至適薬物療法を行っておく(不整脈器質となる心筋障害の進行を抑制しておくため)
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今日は週末で疲れました。発注とか分けわからん!!