これまで心不全患者さんにβブロッカーが処方された場合、以下のようにお伝えしていました。
「血圧や脈拍を抑えてあげて心臓を休める薬です」
と
でもふと自分で心臓を休めるって言ってるのになんで心臓を働かせる強心薬(アカルディ)を併用しているの?&βブロッカーの心不全の予後改善効果ってどう説明すれば患者さんに分かってもらえるんだろう?と悩み、勉強すればするほどこの説明でいいのかな?と思ってたんです。
そんな中、おっ?!と思った文がこの本に載っていました。
「血圧や脈を下げたり、心臓の寿命を延ばす薬です。」
はー、なるほどねと。
血圧や脈を下げる=心臓を休める。
心臓の寿命を延ばす=心不全による再入院を抑制、心血管疾患による死亡率の低下。
を同時に説明でき、高齢の患者さんにもわかりやすい&自己中断も減らせるんじゃないかなと思いました。
今日はいい勉強が出来たな。
皆さんはβブロッカーの服薬指導どうされていますか?
もっと分かりやすい&自己中断がなくなる説明知ってるよっていう方はコメントで教えて頂けると幸いです。
P.S今日、90歳の癌の患者さんに抗がん剤治療が開始になることが決まったけど…
マジか!?(笑)