【リズムコントロールからの切り替え時期】
・Ic群の抗不整脈を十分量使用しても発作が持続→自覚症状の強さ・年齢・合併疾患などを考慮しながらレートコントロールorカテーテルアブレーションを選択
P.160
【AFFIRM試験、RACE試験、STAF試験、J-RHYHM試験から分かったこと】
・リズムコントロールについて調べた試験
①洞調律であることは死亡率の抑制に関連していた
②抗不整脈薬の投与は死亡率の抑制と関連が認められなかった
③リズムコントロールによる有害事象がベネフィットを上回った
④比較的若年の症状の強い発作性心房細動へのリズムコントロールの妥当性が認められた
P.162
ある先生が上記の試験結果はすごい衝撃を与えたんだと語っていました。なぜならそれまで当たり前だったリズムコントロールが実はあまりよくないってことが分かったからだと語っていました。その時は循環器病棟に配属でなかったのではーそうですかと聞き流していたんですがすごい結果ですね。今までリズムコントロールが当たり前におこなわれていたのに急にリスクのほうがベネフィットより高いって言われたら(笑)
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