今日はボスミン注についていつもの本で学んだので書いていきます。
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【ボスミンについて】
・心肺停止症例に対する心肺蘇生中に使用することが大半
・心肺蘇生時に静脈内、気管内、骨髄内、心腔内に投与可能
・末梢循環が極端に低下している心肺停止時には生食で後押しをしないとボスミンが心臓まで到達しない
・心肺蘇生時には必要に応じて3~5分毎に繰り返す
・心肺蘇生時の気管内投与は2mgを5~10mlの蒸留水で希釈を必要に応じて3~5分毎に注入。
・心肺蘇生時の静注内、骨髄内投与は1mgを必要に応じて3~5分毎に注入。
・重篤なアレルギー・アナフィラキシーショックの場合は0.5mgを筋注。効果がなければ15~20分ごとに投与。
・血管外に漏れ出てしまうと静脈炎は必須。時には周辺皮膚の虚血性壊死が起こる
P.40
ボスミン注を使うときってほとんどが緊急な時だと思うので最初の投与で基本、救急カートから先生が薬使って、救急カートに補充するためのオーダーを後付けでされることが当院だと多いです。なのであんまり処方鑑査という感覚がなくカート補充用ねと簡単に調剤してしまうので勉強になりました。特に心肺蘇生時の投与経路は添付文書に載ってない方法も書いてあったので知れてよかったです。
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