今日はペルジピン注についていつもの本で勉強したので書いていきます。
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【ペルジピン注について】
・単回投与する場合、原液を用いる
・点滴静注する場合、生食orブドウ糖で希釈(0.01~0.02%(0.1~0.2mg/ml))して投与する。
・点滴静注の場合の投与量:0.5~6γ(=μg/kg/分)、0.5γで開始し目標値まで血圧を下げ、以降血圧をモニタリングしながら点滴速度を調節する
・大動脈解離や高血圧緊急症の急性期に血圧を目標までいち早く下げたいときに使用される
・薬液が血管内外に漏れると静脈炎(注射部位を中心に炎症・硬結などを起こし激しい痛みを伴う)に発展する可能性がある=静脈ルート周囲の発赤の有無を確認する
P.45
当院では結構、ペルジピンを原液のまま点滴静注することが多いですが患者さんから血管痛を訴えられることはなく今のところ問題になったことはないです。皆さんのところはいかがでしょうか?