今日はいつもの本&2019年高血圧ガイドラインで糖尿病合併の高血圧を勉強したので書いていきます。
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【糖尿病合併高血圧(CKDなし)にACE-I、ARBを選ぶ理由】
→降圧作用の他に「糖尿病性腎症への発症進展を抑制→アルブミン尿を軽減する作用」が証明されているため
・チアジド系利尿剤は糖尿病合併高血圧には使用しづらい
→チアジド系利尿剤は糖・脂質代謝への悪影響+低K血症、高尿酸血症などの代謝性副作用があるため
・Ⅱ度高血圧(常時160/100mmHgを超える高血圧)
→最初からACE-I、ARBにCa拮抗薬を併用することも検討される
【糖尿病合併の高血圧の治療】
・糖尿病患者では夜間血圧が低下しないタイプ(non-dipper型)の血圧変動を示すことが多く、食塩感受性も高い
・糖尿病患者では起立性低血圧を起こすこともある
(↑糖尿病により血管内皮障害&糖尿病性神経障害による)
・糖尿病合併高血圧の降圧薬を選択する上で重要なことは①腎機能低下が抑制されるか?②インスリン抵抗性の病態を悪化させないかどうか?である。
P.229、230、2019年高血圧ガイドライン P.126
P.S今日は家族で娘の送り迎え用の電動自転車を見にヨドバシに行きました。試乗もできてとても良かったです。
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