今日も 「Q&A 循環器疾患」のβブロッカーの項を読んでいたら以下のような記載がありました。
「増量時、以下のような症状が出現することがあるが一過性でありしばらくすれば回復することがほとんど。患者にはその旨説明し、我慢できれば我慢してもらう。
血圧低下、ふらつき、倦怠感など」
この記載をみた時、ふとある患者さんの初回面談に行った時のことを思い出しました。
私「定期的に飲んでる薬や合わない薬とかってありますか?」
ある患者さん「今、定期的に飲んでる薬はないよ。ただこの薬(アーチスト)を前に処方してもらったんだけど飲んでたら怠くなってきたから勝手にやめちゃったのよね。蕁麻疹が出たり、息苦しくはならなかった。」
その時は血圧が下がりすぎてふらつくことはあると思うけど倦怠感は出ないだろうと思っていました。
今回、勉強したことをその時に知っていたら「一過性に倦怠感が出ただけかもしれません。内服しているうちに体が慣れてきて怠さは消えることが多いので我慢できるぐらいの怠さだったら継続して内服しておいたほうが良かったんですよー。」と伝えられたかもなーと思ったそんな1日。