今日はいつもの本で抗うつ薬の増強療法とスイッチングについて書いていきます。
恥ずかしながら私はこれまで増強療法とかスイッチングって言葉知りませんでした。
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【第一選択薬が無効の場合(スイッチング、増強療法)】
・まずは第一選択薬を単剤で十分量、十分な期間投与して効果を評価する
・効果が十分に得られない場合や効き目が弱くなってきた場合は別のSSRI、SNRI、NaSSA、三環系・四環系抗うつ薬の単剤投与にスイッチングする
・カテゴリー間のスイッチングのみならず同じカテゴリー間(例:SSRI→別のSSRI)のスイッチングでも治療効果が得られることがある
・抗うつ薬単剤の有効率:60~70%、色々スイッチングしても単剤では反応が見られない治療抵抗性うつ病が10%程度ある
・治療抵抗性うつ病には「増強療法」が試みられることがある。
P.25
【パキシル(SSRI)→サインバルタ(SNRI)への切り替える意義と方法】
・臨床的に明確なエビデンスがあるとはいえないがSNRIのノルアドレナリン再取り込み阻害作用からSSRIよりもSNRIのほうが「意欲低下の改善」には有効と考える専門家がいる
・パキシル5~7日ごとに10mg/日のベースで減量&サインバルタ少量から開始→パキシルの減量に合わせサインバルタ増量→中止時のパキシルの最終用量は通常5~10mg/日
(離脱症状が出たら一旦、パキシルを以前の用量に戻す→症状が安定してから再度、さらにゆっくりと時間をかけて漸減する)
P.39
(感想&その他)
今日、IHをつけようとしたら相方からまだ乾いてないと思うからまだ待とうといわれました。早くつくんだかつかないんだかはっきりさせたいです!!< /p>