病院薬剤師と処方箋

日々の処方鑑査や患者さん、お医者さんから質問されたことを自分なりに調べてアウトプットするブログです。

私は性器ではありません

 今週の病棟業務であった話をします。

 

その患者さんは肺炎で入院してきたおばあちゃんなんですが重度の認知症があり精神科にもかかっているような患者さんです。

 

初回の指導は先週、相方の薬剤師がしてくれてたので肺炎に対して処方された抗菌薬が効いてるのかを確認するかと思いました。まずカルテで最近のバイタル、採血結果、喀痰培養の結果、レントゲン(←なんとなくですが)を確認しておばあちゃんの元に行きました。

 

訪室時おばあちゃんは寝ていましたが声かけにすぐに開眼。第一声に

「ちん〇!!」

そのあとも「ちん〇!!、ちん〇!!」と叫んでいました。

 

カルテで会話は難しいだろうなと思っていましたがここまでとは。

 

てか、俺はちん〇じゃない!!

 

いや、付属はしているけども!!

 

そしたら隣の患者さんのおむつ交換していた年配の看護師さんが笑いながら男性スタッフにはちん〇って言うんだよって教えてくれました。(男性看護師さんやリハビリの先生、はてには主治医(うちの副院長です(笑))にも言ってるそうな)

 

(余談ですが看護師さんってちんち〇とかうん〇とか普通に言いますよね。排泄ケアとかもするからですかね)

 

あとできいた話ですがこのおばあちゃんの元々の職業は小学校の先生だったそうです。

先生でもやっぱり認知症とかになるとこうなっちゃうのかな。

 

自分はならないように気をつけないと。

 

ちなみに喀痰培養からは有意菌は生えていなかったものの酸素もOFFできていて解熱。採血結果も改善傾向。ごはんも食べているし、大声でちん〇って叫べるぐらいですからね。抗生剤は有効と判断しました(笑)